南極で発見された100年前の酒 無事に解凍




英国のアーネスト・シャクルトン(Ernest Shackleton)の探検隊が1908年に南極に建てた小屋の下から、スコッチウイスキーのマッキンレー(Mackinlay)が入った木箱が発見されたのは、今年初めのこと。氷点下30度の環境で箱はガチガチに凍結していたが、ウイスキー自体は凍ってはいなかった。

ラベルにはシャクルトン隊が1914年の遠征に使った船、エンデュアランス(Endurance)号の名も記されていた。シャクルトンは10年もののウイスキーを発注していたことから、このウイスキーはおそらく1896年か1897年に蒸留されたものだろうと、ミルン氏は考えている。(c)AFP

ウイスキーとブランデーは、シャクルトンが1908年に建てた小屋の下から発掘された。南極歴史遺産トラストのアル・ファスティアー(Al Fastier)氏は、以前は2箱しかないと考えられていたと述べた上で、「驚いたことに5箱も見つかった。3箱にはウイスキー入り、2箱にはブランデー入りとラベルが張られていた」と語った。

 いくつかの箱は割れて内部が氷結しており、中身を取り出すには慎重な作業が必要だという。だが、ファスティアー氏は、箱を動かした時に液体の音が聞こえているので、中身は漏れ出していないはずだと語る。ただ、周囲の氷にウイスキーのにおいがすることから、何本かは割れていると見られている。


 シャクルトンに提供されたウイスキー、マッキンレイ(Mackinlay)製造元である英ホワイト・アンド・マッカイ(Whyte and Mackay)のマスターブレンダー、リチャード・パターソン(Richard Paterson)氏は、この発見をウイスキー好きへの「天国からの贈り物」だと表現した。

 パターソン氏は「中身が安全に取り出されたら、分析してオリジナルのウイスキーを復元できる可能性もある」「オリジナルのレシピがもう存在していないことを考えると、これは歴史の扉を開けることになる」と語った。
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南極では何でも保存される
隕石発見のグループが隕石と思って近づいたら、昔の犬ぞり隊の堅く凍った犬の糞だったと聞いたことがある。

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