戦前の歌謡その940 映画「ハレルヤ」

1928年にこんな映画を作られたら日本が戦争に勝てるわけがない

1928 Hallelujah - Nina Mae McKinney + Daniel L.Haynes + Gus Cannon excerpt-pa


ハレルヤ(1929/米)
HALLELUJAH
監督/脚本:キング・ヴィダー
出演:ダニエル・ L・ヘインズ、ニーナ・メイ・マッキニー、ウィリアム・ファウンテン、ヴィクトリア・スピヴィー
製作:MGM

 同年公開のフォックス製作『デキシー歌舞曲(Hearts In Dixie)』と並び、ハリウッドの大手会社による映画としては初のオール黒人キャストとなる歴史的作品。映画のトーキー化('27年)を受け、キング・ヴィダーが長年温めていた企画をMGMに持ち込み、難色を示す上層部を、自分の給料を製作費に回す条件で説得してまで撮った渾身の意欲作である。ゴスペル、ブルース、ジャズといった黒人音楽を全編にフィーチャーしたセミ・ミュージカル調の作品で(アーヴィング・バーリン楽曲2曲を含む)、トーキー初期作品的な不自然さもなく、いま観てもその鮮度と完成度の高さには驚かされる。


場所はアメリカ南部。貧しい綿農家の真面目な長男ジーク(ヘインズ)は、綿を売りに出掛けた町で、若い都会娘チック(マッキニー)の色香に迷い、半年分の一家の収入をサイコロ博打ですべて失ってしまう。チックはヒモであるヤクザ者のホットショット(ファウンテン)と組んで、ジークをいかさまでハメたのだ。ホットショットと喧嘩になり、その最中にジークは、一緒に町へ来ていた弟を誤って銃で殺してしまう。
 自分の愚かさを省みたジークは、牧師の父親の導きにより自らも神に仕える身となる。やがて偉大な伝道師となった彼の前に、再びチックが現れる。最初ジークを嘲笑していた悪女チックも、彼の説教に心を揺さぶられ、改心して熱烈な信者となる。
 清純な義理の妹ミッシー(スピヴィー)と婚約し、牧師として平穏な生活を送るかに見えたジーク。しかし、改心したチックにまたもや欲望を掻き立てられ、ジークは彼女と駆け落ちしてしまう。尻軽なチックは最終的にホットショットと縒りを戻し、ジークを捨てる。ジークは嫉妬に狂い、チックとホットショットを殺してしまうのだった。
 服役後、故郷にはジークを温かく迎える変わらぬ家族の姿があった。完。
以下このブログに詳しい

1928 Hallelujah - Curtis Mosby & Lionel Hampton & Nina Mae McKinney excerpt-part-2


1928 Hallelujah - Nina Mae McKinney + Daniel L.Haynes excerpt-part-3


Eubie Blake & Nina Mae McKinney - Pie, Pie, Blackbird 1932




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