「円山原始林の成り立ちと推移」

円山の植生については過去60年間誰も論文を発表してないそうです
かなり刺激的で意表をついた発表でしたが、ちょっと受けを狙いすぎたせいか事実の解釈が荒っぽくて、ツッコミどころ満載でした。
その一つとして、将来円山に分厚い火山灰が堆積しない限り、今後樹木は衰退し、ササ林(ハイイヌガヤやツリバナなどの低木を含む))だけになってしまうとの推測がありました。あちこち仕事で山を歩いていますが、ササ林は広く分布しているが広域的にササ林のみというのは見たことがありません。将来、山の植生がササだけになると思うと恐怖ですし、これまでの花粉分析でそんな時代が続いたとの話を聞いたことがありません。
質疑応答で、在田さんが指摘したテフラの言葉の使い方が間違っているとの返答が潔くなかったのは、学者としてアウトでしょう。
大学生の発表だったら、意外性で受けたかもしれないが、これは「北大の研究最前線」とうたっているので、椅子を増やすほど大入りのお客さんがどう聞いたか心配です。
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北大総合博物館主催
土曜市民セミナー
1月20日13:30~15:00
講師 春木雅寛
タイトル 円山原始林の成り立ちと推移

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