乢という言葉

「さらば大遺言書」より

「道連」は、こんな話である。
<私は暗い峠を越してきた。冷たい風が吹き下りて、頭の上で枯葉が鳴った>--例によって気味の悪い夜の道で、向こうの乢(たわ)の山裾らしい辺りに、灯が二つ三つ光っている。
<乢>は山の尾根などの撓(たわ)んだところとか、鞍部とかいう意味らしいが、私の辞書にはこの字は出ていない。
百閒先生はときどき誰も知らない字を使う。

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私の持っている辞典にもこの言葉は載っていない。地形事典や地学事典にも載っていない。
ネットで調べると、JIS第2水準、音読みでカイ、訓読みでたわ・たお、意味は物をねだる、願い求める。日本だけの意味として、連なった山の峰と峰の間のくぼんだ所。人名や地名に用いられる字とある。
地名の例として兵庫県宍粟市千種町岩野辺の越乢地区、岡山県久米郡久米南町安ケ乢、岡山県赤磐市乢(だわ)、ウッドパーク声ヶ乢
人名として門乢、越乢などがある。

峠の解説(wikipedia)で 峠は、中国地方で垰あるいは乢とも書き、「たお」「とう」「たわ」「たわげ」などと呼ぶ地方があり・・・とある。

中国地方では普通に使われている言葉のようですが、全く知らなかった。


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