学童疎開の歌「父母の声」


長いこと気にかかっていた、例の疎開の歌を調べてみたら、とうとう判った。
昭和19年、学童疎開が頻繁になりはじめたころ作られた「父母の声」という歌だった。
四十年ぶりに歌ってみたら、涙が止らなくなった。

「子を頌う」

昔話をしているうちに、戦争の頃の戦意高揚の歌の中にもすてきな歌があったという話になり、向田さんと私の選んだベスト・ワンがその歌だった。<中略>
確かにあのころの、前へ前へという歌には違いない。けれど、とてもきれいなメロディーで、(・・・日本も大きくなっている)というところだって、ちっとも気持悪くなかった。懐かしい子守唄を聴いているようだった。
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「夢あたたかき」より
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