霧社事件

  「霧社の「狂蕃」の各村で、その後、おびただしい数の首つり自殺が続いたのだった。ある村では290名。ある村では140名。ある村では40名。日本の軍隊に殺されるくらいなら、という判断によ自殺だったらしい。なんという数の、首吊り死体!それもほとんどが、村に残された女と子供たちだった!
  ある民俗学者による解説も新聞に載っていた。この部族の祖先は、山にあるポソコフニと呼ぶ巨木の幹からこの世に出現したとされている。したがって、この世において耐え難い苦しみにみまわれると、ポソコフニの子孫であるかれらは特別に神聖な大木で首を吊り、虹の橋を渡って、祖先の待つ霊魂の国に戻っていく。」
「あまりに野蛮な」による
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1930年に起こったこの事件は、2011年台湾映画「セデックバレ」に詳しい。
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これは1943年に制作された、台湾を舞台にした満映映画「サヨンの鐘」の主題歌。歌は李香蘭。


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