低温研のシンポジウム

いろいろな物質を対象として、氷期・間氷期の時代を決めるときに、一元的に決まるわけではなく、いろいろな補正をしなければならず、その補正の方法は研究者によって異なる。若い研究者がこんな分野で育っているのはうれしい。南極アイスコアの分析で、かってマイナス20度で保存していた時の試料では包有物が流失してしまい、今ではマイナス40-50度で保存しているとか。南極での氷床掘削・昭和基地への運搬・観測船や研究所への運搬のすべての過程でマイナス40度を保つのは如何しているのだろうか。IMG_0004.JPG
シンポジウム「未来の温室地球の類型としての過去の温暖期の気候状態の解明(その2) 」
場所:北海道大学 低温科学研究所 新棟3階 講堂
会期:8月19日(月) -21日(水)
趣旨:地球の気候システムは大気・海洋・氷・植生・地表などの複数のサブシステムからなり、それらが外力に対して複雑に相互作用することで気候が変化します。そのため、気候モデルによる気候変化の予測には、地球システムの全体像の理解が不可欠となります。将来の温暖化した地球の実態を予測する上では、過去の温暖期の気候の状態や変動を詳細に調べることが有益です。過去の温暖期研究の利点は、温暖化した時に何が起こり得るか?という問いに対し、過去に“実際に起こった事例”を示すことで、説得力のある知見を得ることができる点です。本研究集会では、過去および現在の気候学研究者や気候モデル研究者などが一堂に会し、現在進行中の環境変動や未来の温暖化した地球の類型である過去の温暖期の気候の状態や安定性に関する最新の知見を共有し、将来予測の精度向上のための地球システムの理解の深化と新たな共同研究の立案を目指したいと考えています。

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