誰も時代の制約からは逃れられないが、事実は知りたい。

この本には知らなかったことがたくさん載っている。
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"新渡戸(稲造)の他民族に対する軽蔑の眼差しは、台湾だけでなく、朝鮮とアイヌ民族に関する論説にも表われている。新渡戸は朝鮮を「枯死国」と称し、自力で民族を発展させることができず、日本の「世話」がなければ「消滅する運命」,「亡国」に至るしかないものと認識している。また新渡戸は、アイヌ民族が「臆病で消滅に頻した民族だった」から、北海道での植民が巨大な困難を伴わずに済んだと主張している。”「北海道大学もうひとつのキャンパスマップ-隠された風景を見る、消された声を聞く」2019 より。
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目次

【I かつての風景を想像してみる】
あるアイヌ遺骨のふるさと……小田博志
コトニ・コタンと琴似又市氏……谷本晃久
恵迪寮の地下に眠る農耕集落……高瀬克範
植物園の竪穴住居跡……高瀬克範
アイヌ音楽に影響を受けた伊福部昭……前川公美夫

【II 北大の植民地主義を考える】
1015人が眠るアイヌ納骨堂……植木哲也
佐藤昌介の植民学講座……番匠健一
林善茂によるアイヌ差別講義事件……植木哲也
「国際社会」における新渡戸稲造……小山田伸明
新渡戸稲造と植民地台湾の農民……張易臻
古河講堂と足尾銅山鉱毒事件……小田博志
古河講堂「旧標本庫」人骨放置事件……井上勝生
開拓使仮学校と東京イチャルパ……関口由彦

【III 北大と戦争の関わりを知る】
大本営門標と行在所門標……阿知良洋平
スパイに仕立て上げられた北大生と英語教師……立木ちはや
北大工学部の軍事研究……山形定
軍事研究に関する議論を巻き起こした中谷宇吉郎……笹岡正俊
憲法裁判と学生に向き合った深瀬忠一……前田輪音

【Ⅳ 大学と学問のあり方を問う】
森林科初代教授・新島善直の足跡……小池孝良
演研青テント撤去事件――大学の土地・施設利用をめぐる闘い……桃井希生
北大初の女子トイレの設置を求めて……下郷沙季
大学を開く――アイヌ学/和人学をめざして……モコットゥナㇱ
先住民と大学の関係を考える――カナダの事例から……近藤祉秋


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