奄美のコウマブリ

コウマブリは初めて知りました。
人が死ぬ前には、その人の葬られるべき墓場所で、イケ(墓穴)を掘る音などがするのが聞こえる。これは普通人にも体験されることであるが、特に「コウマブリ」と称する霊能の発達した人には、葬式の行列の旗が見えたり、または、墓掘り人衆の姿まで見えると言われる。
ここで面白いのは「コウマブリ」という語である。平安時代にできた栄花物語に「こうなぎ」(巫者のこと)という語があるからには、このコウマブリは、これと同系の語であろう。「かう」は「かむ」(神)の音便であろうからコウマブリは「かむまもり」(神守)が、その語源であろう。(「奄美に生きる日本古代文化」より)
これは<狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ>にある一節。kuruuキャプチャ.PNG
島尾ミキにもコウマブリの小説があるそうなどで、読んでみよう。
この本の感想としては、強力な磁場を放つ両親の諍いから、失語症になり、激やせで亡くなった娘マヤが哀れでならない。
「ドルチェ 優しく」(アレクサンドル・ソクーロフ監督 1999年制作)にマヤの様子が映っているらしい。
武田百合子「富士日記」に島尾ミホのことが何度も出てくるのは記憶になかった。

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