菊慈童

kikuキャプチャ.PNG春湖の(四代目岩井半四郎の菊慈童)。昨年の11月の新聞記事です。
熊本県八代市で23日にあった八代妙見祭神幸行列で奉納された笠鉾[かさぼこ]「菊慈童[きくじどう]」の屋根に、たばこの火によるものと思われる焦げ跡が見つかったことが26日、分かった。祭り期間中に何者かが、たばこを屋根の上に投げ込んだとみられる。関係者は「八代の誇りを踏みにじる、許せない行為だ」と怒りをあらわにする。
この傘鉾は私の生まれた八代市宮之町(現・通町)にあり、子供の頃、生まれて初めて顔に白粉を塗られて行列に参加した記憶がある。
宮之町は、妙見祭へ笠鉾「菊慈童」(9基のうち第1番)を出しています。初めは、一人で持つ傘型の出し物を出していましたが、元文3年(1738)、「菊慈童」の人形をのせた4人持ちの笠鉾を出すようになりました。妙見宮との縁が深いことから、宮之町の笠鉾は、神幸行列の中では他の笠鉾の先頭に立ち、天候が悪くても必ず妙見宮までお供する習わしです。
 「菊慈童」は、謡曲「菊慈童」に登場する少年で、仕えていた皇帝から賜ったありがたいお経の言葉を菊の葉に書いておいたところ、菊の葉から滴る露が不老不死の薬となって、700年経っても若々しいままであったという物語です。人々の不老不死への願いを表しています。
安藤礼二著「列島祝祭論」2019年 にこの菊慈童について、もうすこし詳しい説明が載っています。この話は能や歌舞伎で広く知られていたらしい。菊慈童の絵画の多くはネットで公開されている。

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