銀河鉄道の父

これはまだ図書館が利用できたときに借りた本の1冊、予想以上に面白かった。宮沢賢治の父の物語というより、息子を溺愛する父となかなか正業に就けない息子の物語だ。作者はどちらに肩入れすることなく、二人の関係を暖かく描いていく。息子であるのも大変だけれども、父親になるというのはさらに大変なことだ読みながら考えさせられた。コロナ後の世界ではどんな親子の世界が待っているか、想像するに恐ろしい世界だろうけれど、頑張ってほしいものです。オビで朝井まかて氏が「私は二度泣きました。」と書いているが、妹のトシが亡くなる場面とか、ほろりとする箇所が数カ所ありますね。
この時作られた賢治の「永訣の朝」は合唱曲の他に林宣彦監督映画『その日のまえに』の主題歌にもなっている。
知らなかったが映画「蜜蜂と遠雷」の中の「春と修羅」の演奏で高島明石(演奏:福間洸太朗)が弾く場面で(3分35秒あたりから聞こえる素朴で物思いに耽るように奏でられるメロディが「あめゆじゅとてちてけんじゃ」だ。 )とある。

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