[「菊慈童」

円地文子「菊慈童」1984年。古典文学に詳しい著者の78歳頃の作品。登場人物も70代や80代の人が多い。 人が“老いて生きる”とは何なのだろうか。養女夫婦に家を追い出され、若い男に情愛を傾け死んでいった八十四歳の田之内せき。菊水を飲み、八百年美童の姿を保ったという「菊慈童」を八十歳を過ぎた今、最後の力で演じようとしている能役者桜内遊仙…
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