「孤宿の人」

宮部みゆき「孤宿の人」を読む。孤宿って作者の造語らしい。最後にほろりとさせられた。あとがきでは「もともとこの作品の発想の素は、”妖怪”の異名で知られる幕末の幕臣鳥居耀蔵が、罪を受けて讃岐丸亀藩に長預となり、明治元年に大赦を受けるまで、そこで流人生活を送ったということにありました。」と書かれている。耀蔵は20年以上、丸亀藩に幽閉されている。耀蔵についての小説は多いが、山田風太郎「東京南町奉行」は意外だった。20ページ足らずの短編だが今でも良く覚えている。これは1999年の「BRUTUS図書館山田風太郎」で読んだが、風太郎を知らない人にはお勧めの1冊です。
-------”北は瀬戸内海に面し、南は山々に囲まれた讃岐国・丸海藩。江戸から金比羅代参に連れ出された九歳のほうは、この地に捨て子同然置き去りにされた。幸いにも、藩医を勤める井上家に引き取られるが、今度はほうの面倒を見てくれた井上家の琴江が毒殺されてしまう。折しも、流罪となった幕府要人・加賀殿が丸海藩へ入領しようとしていた。やがて領内では、不審な毒死や謎めいた凶事が相次いだ。”

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