人新世

「未来のルーシー」に人新世に触れている箇所がある。
「人新世」というのは、人間が環境から離れた存在で、人間が環境を管理・支配していくという発想である点で、西洋由来と言えます。しかし実際には、人間が環境により操作され、コントロールされ、改変されていくわけです。それが現在起っていることで、人間が環境をつくり変えればつくり変えるほど、人間がつくり変えられていく。そして結局は絶滅するだろうという話です(笑)。
この話は、人間が言葉を話すようになって以来、言葉にできない大事なことや関係性を見落してきたとつながっていく。この本は中沢新一と山極寿一の対談本だけれど、いまこの発言はどちらが話しているのか分らなくなるほど相似の研究者のようです。タイトルのルーシー1970年代に発見されたは類人猿(オ-ストラロピテクス)の個体名で、その名前はビートルズの有名な曲にちなんでいる。
mir.PNG人類史のその先へ
出会うべくして出会った現代を代表するふたつの知性。霊長類学、そして人類学はもとより、考古学、宗教学、生命科学、AI、西田幾多郎、今西錦司など、森羅万象を縦横無尽に往還しながら、閉塞した人類がまさにすすむべき未来を模索する。世界とは何か、わたしたちとは何か。根源的問いに迫る究極の対談。

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