「切羽詰まる」や「障害者」

これらは知らなかった。
坑道のどんづまりが切羽である。どうにもならない、どくへも行きようがない、という意味の「切羽詰まる」という言葉は炭鉱の「切羽」からきている、とも言われている。その切羽で岩盤を砕き石炭を掘り出す。なんと絶望的で希望に燃えた行いだろう。

「このガイジ!」
「そっちがガイジだろ!」
食卓。ムスメたちが小声で 罵倒しあう。「ガイジ」とは九州の中高校生が人を見下すとき使う言葉だ。「障害児」を指すらしい。

そういえば、英語で障害者は「チャレンジド・ピープル」という。前向きで響きがいい。日本語となんという違いだろう。/blockquote>
「治らない病気」にいかに向き合えばいいか尋ねた。石牟礼さんは次のように語った。
「私が体験している病気はたいそうつらいのです。毎日毎日厳しい状態が続きます。しかし(健康な)他の人には感じ取れないことを、感じます、考えます。いわば人間としての資格を得ている。病気は神様からのいただきものと思うことがあるのです。尊いものをいただいている。だからこそ、生きている時間をおろそかにしてはいけない」

米本浩二著「みぞれふる空-脊髄小脳変性症と家族の2000日」2013年 文藝春秋 より。
「あなたの病気に医療は何もできません」。44歳の妻が告げられた病気は、脊髄小脳変性症。小脳の委縮により歩行困難や言語障害を引き起こし、一般的に5年以内に歩けなくなり、いずれは死に至る。根本的な治療法は見つかっていない。妻の発症当時、47歳の夫(著者)は、不規則な毎日を送る新聞記者、しかも単身赴任中だった。自宅に戻り、仕事と両立させながら、介護と慣れない家事に取り組む日々が始まった。働き盛りの夫が、介護と思春期の二人の娘に向き合った魂の記録。518Hu68y6TL._SX341_BO1,204,203,200_.jpg

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